曲がりかどマガジン

東京でのんびりOL、とうとつに進学。

俺のシフォンケーキ

 
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先週末、池袋にあるシフォンケーキのお店に行ってきた。
シフォンケーキと聞けば、シフォンケーキ狂(今初めて名乗った)としては行かずにはおれない!
 
ラ・ファミーユ
 
気泡が大きめの、とにかく軽くてふわっふわ、なシフォンケーキだった。
私が食べたのは写真のフランボワーズ(490円)。生地の水分は少な目で、ただひたすらにふわっふわ。
フランボワーズが結構ごろごろ入っていて、すっぱいかな?と覚悟して食べてみると甘~いやった~。
お店はカントリー調で白くてひたすらにガーリーな空間。私はテラス席で行きかう猫を見ながら食べた。
一緒に頼んだコーヒーが、苦めで酸っぱくなくて、好みにぴったりでした。
 
しかし・・・・・
 
わ、わたし、、、もうちょっとしっとりしっかり目の生地の方が、す、すき、、かな、、、、
 
ちなみに私が勝手に師匠とお慕い申し上げているシフォンケーキ屋さんは、根津にあるこのお店。
 
nezu chiffon
 
うら若いお姉さまが一人で切り盛りされているこのお店、基本のプレーンシフォンに、メープルやらキャラメルバナナ、ベリーなどなどのトッピングと生クリー ムが添えられるのだけど、このシフォンケーキがまさに絶品!しっとりさとふわふわさが素晴らしいバランスで共存していて、なおかつ卵の甘みと、バニラビーンズの ぷちぷちが、究極の喜びをあなたに・・・(いかがわしい)
 
なにをかくそうわたし、ここのシフォンを食べてから、「私もこんなシフォンケーキが焼けるようになりたい!」と熱烈な思いを抱くに至り、かれこれ3年ほどシフォンケーキを焼き続けているのである。
最近は開店時間を延ばしたり、ワンプレートメニューも続々と増えているようなので、これからも目が離せない!(愛)
 
インテリアはシンプルで白と木目が基調。これまた私の好みにどんぴしゃりだったため、数回通った時点で我慢ならなくなり、おこがましくもお姉さまに「お手洗いのライトってどこで揃えられたんですか?(グフゥ)」などとおたずねしたところ、なんと帰り際に、お店の主なインテリアをそろえたお店の名前を記したメモを持たせてくださったのである・・・!(憧)
 
根津は学生の頃よくぶらぶらした街。
いい味出してる人気スーパー赤札堂とか、nezu chiffonがある根津銀座という通りには他にも昔懐かしい雰囲気のあるお店がぷちぷちと並んでいるので、お散歩にはとてもよいところです。
ちょっぴり足をのばせば根津神社があって、4月~5月のつつじ祭りの頃にはとてもにぎわっています。甘酒やおまんじゅうでまったりしながら、一面のお花が楽しめるよ!
 
さてここで冒頭のお店を完全に前座扱いしてしまっていることに気づきましたが、このまま進めます。
 
ここからはおうちで焼いているシフォンケーキの話。
 
シフォンケーキ作りで、何がいいかって、とにかくおうちにあるものですぐできちゃうところですね。材料がシンプル。
卵、砂糖、薄力粉、油、牛乳、バニラエッセンス。以上。
 
メレンゲをしっかり立てる部分さえしくじらなければ、絶対に失敗しない安心感も、魅力の一つ。
あとなんてったって、見た目がでかくてシンプルかわいい!
そしてでかくてシンプルかわいいのに、ほとんど卵白と空気でできているため、カロリーが普通のケーキの約半分。優秀すぎる。。
 
そんなエエとこ尽くしのシフォンケーキが、卵でできたものなら(生の白身以外は)すべからく愛してやまない卵星人である私の寵愛を受けないわけがないのである。
えこひいきしてやる。
 
焼き始めてしばらくはずっと同じレシピを使っていて、2年目に入るころから出来が安定するようになってきた。
年明けぐらいに、ほぼ日イトイ新聞を愛読する友人から、そちらで紹介されていたレシピを教えてもらい、初めて違うレシピに挑戦。
 
「とてもくわしいシフォンケーキのレシピ」
 
今まで使っていたレシピとは、
・牛乳の代わりに豆乳を使う
・バニラエッセンスではなくバニラビーンズを使う
あたりが違っていた。油のバランスも少し多いかもしれない。
 
ドキドキしながら焼いてみたら、これがほんとにしゅわしゅわしっとり!そしてバニラビーンズのぷちぷちが、イイ!挑戦初回にして、定番レシピの座におさまることが決定。

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うちの型は24cmなので(たぶん)、掲載されているものの2倍量で、写真のような堂々たる体躯になってオーブンから出てきます。
大きい型で小さい型の分量の生地を焼くとシフォンケーキの魅力でもある高さが全然出なくて、膨らまなかったのかな?みたいな残念感が色濃く漂うことになるので注意。
 
いつも職場に持って行っては、ランチ仲間に試食してもらい(いつもありがとうございます)、日々研鑽をつんでいる。
ちなみに切り分けた残りを家に置いて出勤すると、帰るころには最初からシフォンケーキなんて存在しなかったかのような勢いで妹が食べつくしている。
まあ、ありがとう。これからも食べておくれ。
 
というわけで、シフォンケーキ、愛してるよ~!